入院中の予定

新生児検査


すべての赤ちゃんに対して新生児聴力検査先天代謝異常検査黄疸検査を実施いたしております。

これらの検査はすべて分娩料金に含まれており、赤ちゃんの健康をしっかりとスクリーニングいたします。


新生児聴覚スクリーニング

当クリニックでは健やかな赤ちゃんの成長のために『新生児聴覚スクリーニング』を行っています。赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるときから音を聴いています。赤ちゃんが言葉を話し始めるのは1歳過ぎですが、それまでは周りの言葉・歌・物音など、さまざまな音を聴いて学んでいます。聴覚の発達は生後6ヶ月までが一番大事といわれています。現在1000人に1〜2人程度、耳の聞こえにくい赤ちゃんがいるといわれていますが、生まれつき聴覚に障害を持ったあかちゃんでも、生後3ヶ月位までに早期発見ができれば、補聴器や人工内耳などの機能補助や言語訓練などにより普通の学校に通える可能性が高くなります。もし赤ちゃんに難聴があった場合、言葉を学ぶための大事な時期が損なわれることになります。赤ちゃんは自分から聴こえないことを知らせることができませんので、生まれてすぐに検査することが大切なのです。聴覚の異常は、早く見つけて早くケアをしてあげることが大切です。

 

検査方法

当院では、赤ちゃんの耳にスピーカマイクを内臓したセンサーを使用します。そのスピーカーから耳の中に音を送り、その音に反応して耳が発するかすかな音を測定することによって、聴覚機能検査ができる最新の装置を導入しました。これにより、安全かつ簡単に赤ちゃんの聴覚検査をすることができるようになりました。



ネオガード(新生児、乳幼児呼吸モニター)

赤ちゃんの呼吸などの体の動きを圧センサーで感知し、体の動きが異常に低下したり、一定時間止まった場合にアラーム音とランプで警告する呼吸モニターです。赤ちゃんの呼吸をモニターすることで、SIDSにつながる無呼吸の状態を知ることができ、万が一の時、直ちに適切な処置をとることができます。